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ブログ2024.05.05

肩関節の大権威 米田 稔 先生

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肩関節の大権威 米田 稔 先生のアイキャッチ画像

兼ねてから私は膝関節 内視鏡の大権威である堀部秀二先生をこちらのブログで紹介させて頂いているのですが、今回はその堀部先生の先輩でいらっしゃる肩関節の大権威「米田 稔」先生をご紹介させて頂きます。

野球の投球障害にレスリングでの肩の負担で悩む日々

私は中学時代「田舎のスラッガー」として活躍し、高校も甲子園の常連校で野球に取り組んでいたのですが、ある時にレスリング部の監督だった担任の先生に騙されて高校生の途中で球児からレスリング選手に転向したという変わった経歴を持っております。
そのため、それまで野球で肩を酷使していたところに、レスリングでヘビーウエイトの筋トレをしたり、自分よりも重たい選手と練習し、時には自分の(体重)階級を上回る試合に出たりもしていたため、野球での投球障害にプラスして異なる負担が常に肩関節に掛かっていました。当時、いろいろな病院や整骨院にも受診しましたが、いつも不安な状態でレスリングを行っており、ついには日常生活で軽い鞄を持ったり、ランニングをするだけでも肩関節に結構な痛みが生じる状態になってしまいながらも、ずっと我慢をしながらレスリングを続けていました。

阪神・近鉄球団のチームドクターをされていたベスト・ドクター

そんな時に知り合ったのが、当時の「大阪厚生年金病院(現:大阪病院)」で整形外科部長をされていた米田 稔先生でした。この米田先生は、それまで私が診てもらってきた先生方とは違い、とにかく入念に関節の動き方や可動域制限、力の入る度合いを徒手で検査され、MRIは当然ですがレントゲン撮影での微妙な角度の指示が厳密で、“放射線技師泣かせ”の細かい検査のリクエストをされる念の入れようでした。
これは堀部先生も全く同じなのですが、米田先生は「アカデミックでアーティスト」の感覚を持たれた名医と断言できます。

肩関節の内視鏡手術が整形外科ではまだ非常に珍しかった1988年、私は成人してからもまだレスリングを続けておりこの時に米田稔先生のご執刀を受けて、そして完全復帰いたしました。
リハビリ期間を終えて長らく中止していたレスリングを再開し、趣味の野球でも手術を受ける前よりもコンディショニングも良くなり、草野球で「剛腕ピッチャー」と言われるくらい速い球を投げるまでに回復していました(それもそのはずで、米田先生も堀部先生同様に阪神球団・近鉄球団のチームドクターをされていましたので、早い球を投げられるようになるのは当然??)。

米田先生と北海道知床の番屋での思い出

このご縁があったため、私が今の職に就いてからは米田稔先生に患者さんを紹介して診て頂いたり、時にはプライベートでは北京オリンピック柔道金メダリストである石井 慧選手と共に北海道へ行って知床半島突端の番屋(漁師が共同生活する場所)に泊まったりと、一緒に旅行もするような間柄になりました。

大阪の名医が千葉県で…

ところが米田先生が大阪厚生年金病院から東京の日本医科大学の特命教授に赴任されてからはなかなかお会いする機会がなくなり、今回8年ぶりに大学病院を退官されて赴任された千葉県の「柏たなか病院」にて再会することとなりました。

今回の再会理由は、私自身の「肩の手術を行うべきか?」の相談の為でした。実は去年の8月に追突事故に遭って肩関節内を骨折してしまい、今は日常生活では全く支障はない位までに回復はしているのですが、トレーニングをする際に激痛が走るため、米田先生を受診させてもらう事になりました。
そして診察当日、米田先生はいつもの入念な検査と徒手テストをして下さった上で、私に大きく2つの選択を示して下さいました。1つ目が内視鏡手術のエキスパートである米田先生なのに「関節内に再生細胞を注射して組織を回復させる」という再生療法で、2つ目に米田先生得意の内視鏡手術でした。

医師でもありアカデミックなアーティスト 外科の名医が再生医療?

米田先生が「どっちがいい?」と聞いて下さったのですが、私が「先生の芸術的な直感にお任せします」と答えたところ、米田先生からは「関節内に軟骨や骨の破片も散らばっているので、手術に抵抗がなければそれらを内視鏡で綺麗にしてしまって、その後に患部の回復を促すための再生療法をしてみても良いと思う」との事で2種類の再生療法のお話もして下さったのですが、その時に突然 米田先生の方から「立川君のところのMAFも再生には良いと思う。マクロファージのあれは良いよ。」と言って下さり、先生のその一言で、術後の関節内の回復促進にMAFを使用することで手術を決意しました。

突然のMAFの評価に感激 即手術を決断

世界的な肩関節内視鏡手術の大権威から突然「MAFは良いと思う」と言って頂き、ビックリしたと同時に、とても嬉しくなり、「今回の手術後にどれだけ早く回復できるか?」を私自身の肩で検証できることが大変楽しみになっています。

思い起こせば、これまで米田先生には大相撲の関取やプロ野球選手を紹介して御高診頂いたのですが、当院にてMAFを使用し術後の経過が良かった症例や、手術を検討していたがMAFにて回復し手術を回避した症例もあり、また米田先生ご自身もMAFを使用されていた経験値から温かいお言葉を頂きました。

手術後の経過観察とMAFを用いたリハビリでの回復が楽しみに

米田先生いわく「手術はしないに越したことはない」「手術=破壊行為」「手術は最終手段」という外科の名医であるにも関わらず、手術には慎重でむしろ内科的な考えも持たれている、整形外科医なのに整形内科的要素も加味され診察されているのがとても特徴的な先生です。
現在は「柏たなか病院」で勤務されており、肩関節で悩まれえている方には大変お勧めできる信頼できる先生です。

近々に肩関節の内視鏡手術を受けるのですが、経過と回復度合いは随時報告させて頂く予定です。
尚、先生と私の信頼関係で短期間の入院予定!名医の手術だけに退院後すぐに通常の勤務に入る予定ですので、当院の患者さんには迷惑がかからないようにしております。

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