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ブログ2023.11.07

松村ご夫妻 おめでとうございます!!

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以前にこちらのブログ→「NHKが密着する新旧のレジェンドが…」で紹介させて頂きました当院の患者様であります松村ご夫妻、先月10月13日にオランダで開催されました『WDSF世界選手権シニアⅣスタンダード選手権』に日本代表で出場され、見事!ファイナル4位に入賞されました!!
17か国から136組が出場され、出場者のほとんどがヨーロッパ勢で、しかもジャッジの人もすべてがヨーロッパ…というかなり不利な状況だったそうですが、その中で日本人として4位に入賞されたというのは本当にすごいことだと思います。

また、この世界選手権の2日後には同じカテゴリで、世界選手権のチャンピオンが出場しないだけの『オープン戦』があったそうですが、そちらではなんと準優勝されたそうです!

以前のブログでも書いている通り、実はご主人様が足を疲労骨折されており、オランダへ向かわれるギリギリまで治療で来院されていて、半導体レーザーや超音波治療はもちろん、“負傷した部位に負担を掛けない”ための“動き”を立川から厳しく指導されておられました。
「疲労骨折」というのは、何かがぶつかって折れた…というような「外傷性」のケガではなく、常に同じ場所にストレスが掛かっていることによって起きる、いわば「積み重ね」によって徐々に骨にヒビが入っていくというものです。骨は割りばしのように「しなり」ますので、緩い力であっても何度も何度も割りばしを曲げていると、いつかささくれて折れてしまうのと同じです。
「負傷した部位に電気などをあてて治療する」というのはもちろんですが、「なぜそこを痛めたのか?」「どういう動作が影響したのか?」という謎を解いていくのが、立川が約30年前にアメリカで学んできた『バイオメカニクス(生体力学理論)』になります。
今回のご主人様の場合も「治す」だけではなく「また同じケガを繰り返さない」ために関節の使い方などバイオメカニカル的に見たフォームの改善が必須でありました。

かなりのスパルタ指導であったにも関わらず、必死に食らいついて来られるご主人様の姿、そして一緒にマスターしてサポートされている奥様の姿、お二人とも本当に素敵で「世界の松村夫婦」「シニアの星」と言われて社交ダンス界の憧れ的存在となっておられる理由がよく分かりました。

初診でお見えになられた約20年前から見た目もほとんどお変わりなく、年を重ねられるごとにむしろどんどん進化されている松村ご夫妻の「もっと極めよう」という探求心、向上心、そして受け入れて変化(進化)されていかれる柔軟性は本当に素晴らしいと感じさせられます。
世界大会から帰国してすぐに「来年の課題ができました」と、もうすでにお二人の気持ちは来年の世界大会に向かっておられました。さすがです!

この度は本当におめでとうございました!!

山口

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