以前にもこちらのブログで紹介させて頂きました社交ダンス界の「シニアの星」と言われ、多くの方の憧れ的存在であります松村健樹・栄子ご夫妻!またまた素晴らしい成績を収められました!
まずは先月の5月19日に行われた『東京オープンWDSF シニアⅣ世界選手権』にて準優勝。そして、そのまま渡英されイギリスの北西部に位置するブラックプールという場所で開催される世界で最も有名な世界大会である『イギリス🇬🇧ブラックプール全英選手権大会オーバー50』に昨年に引き続き出場され(5月25日)、日本人で唯一セミファイナルまで残られた松村ご夫妻!実は東京からの移動でお二人ともかなり体調を崩しておられたそうなのですが、結果はなんと準決勝9位!こんな状態の中で昨年よりも躍進された結果というのは、本当に素晴らしいの一言です。
そして、その6日後の5月31日にはドイツへ!ドイツ北部の都市ブレーメンで開催される『ドイツ🇩🇪ブレーメンWDSF世界選手権シニアⅢ50歳以上』に出場され、世界各国から220組が参戦する中でベスト24位!そして翌日の6月1日『シニアⅢオープン戦』では80組中 準決勝進出という、こんなにもハードスケジュールの中、しかも世界大会という大舞台でこれだけの結果を出される松村ご夫妻さすが!お見事です。
5月19日の東京の試合から数えても、丸々2週間は移動+練習+試合という目まぐるしいスケジュールをこなされたお二人ですが「現地での身体のケア」の相談があり、立川Trがレクチャーをしたのですが、治療家でもなかなか難しい技をお二人とも見事にマスターされていました。
松村ご夫妻の“何年たっても変わらない若々しさ”は、やはりこの前向きな探求心や向上心にあるんだな…と、ただただ脱帽です。
今回も本当におめでとうございます!
まだまだ、また来年も再来年もがんばって下さい!!
ここまでは山口がお伝えしました。
ここからはトレーナーの立川にバトンタッチいたします。
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この松村ご夫婦の御師匠さんに当たられるのが、以前にもこのブログで紹介させて頂きました社交ダンス界のレジェンド「田中英和」先生です。そして今回、この田中先生がご自身のブログで光栄にも当院の事を紹介して下さったのです!ただ、題名から「や~痛かった!」と書かれていましたが、田中先生が痛い思いをされて治療を受けられているのは事実です(笑)。
田中先生のブログです。6/14に載せて下さっています。⇒HIDE’s Blog
しかし、これは単に我々が痛い治療をしているというのではなく、田中先生は頚椎・腰椎の障害、そして膝関節半月板の損傷は手術適応になってもおかしくない位の状態ですし、また心身共に多くのストレスを抱えながらのご活躍は、まさに満身創痍の状態です。その上で期間的にも時間的にも早急に結果を出さなくてはならない状況下のため、ハードな療法を用いて早期回復させる方法を取っておりますので、どうしても一般の方とは異なりアスリート向けの痛みが伴う施術になってしまいがちにあります。
まさに田中先生にとって「痛い」のは紛れもない事実です(笑)。
私も多くのトップアスリートを診させて頂いてきましたが、通常は現役を退くと今まで悩んでいた障害もほとんど気にならなくなる選手が殆どなのですが、田中先生の場合は英国と日本の行き来以外にも諸外国に行かれることも多く、しかもレッスンでも直接指導をされており、いわば相手側は「習う身」の方が多いと思われますので上手くリードする意味でも、逆に指導者になられてからの方が身体に負担が掛かってしまう傾向にあるのではないかと思われます。
田中先生もご自身のブログで説明して下さっていますが、当院へは「ピンチの時」に来院されており「なぜピンチの時だけ?」なのかと言うと、以前の私のブログでも紹介させて頂いていますが「適応能力に優れている」のが田中先生の特徴です。痛みの発生のメカニズムをお伝えし、私が身体の使い方やケアの仕方を説明させて頂くと、それをしっかりと理解され直ぐに実践で活用できるという相当にレベルの高い能力をお持ちなので「普段からケアをしに来られる」というよりも、普段は出来るだけご自身でケアをされて「限界」や「アクシデント」があったときにお見えになられるからです。
この「適応能力に優れている」田中先生だからこそ、現役時代に世界の第一線で活躍され、現在は名指導者と言われている由縁なのだと思います。
松村ご夫婦のご活躍も田中先生のご指導があってこその結果であると思います。
この様な素晴らしい方々とご縁をさせて頂いている事に感謝しております。