MENU

ブログ

ブログ2023.02.02

難題を徹底究明される膝の大権威

facebook

Twitter

LINE

難題を徹底究明される膝の大権威のアイキャッチ画像

今日は当院の患者様でありますS様(60代女性)の事例を紹介させて頂きます。

このS様は長年ヒザの痛みで苦しんでおられ、2020年の11月に当院へ来院されました。
当院へ来られるまでにもあらゆる病院を受診されていたそうですが、お見えになられた当初はまだ「杖」を使われているような状態でした。

自費療法の強み

私たちは患者さんに対して結果を出すための施術を提供するため、あえて健康保険の取扱いが出来る「厚生労働省認定院」でありながらも自費療法を主体として運営しておりますので、まずは徹底してヒアリングを行い動作解析や日常生活の動きなどをチェックしたりします。
S様の場合も、ヒザ痛を訴えておられましたが「ヒザ以外の問題は無いのか?」「ヒザに影響を与える他の要素は無いか?」と時間をかけてヒアリングをした上で各徒手テスト等を行って検証し、施術の方向性を決めていきました。
そして多角的に施術を進めていき、3回目の来院時には手すりを軽く持つだけで階段の昇降も出来るようになり、1ヶ月くらいで自転車にも乗れるようになったりと来院当初に比べヒザの痛みはずいぶんと軽減し、ご家族も驚かれるくらい大好きな旅行にも行けてしっかりと歩けているそうなのですが、当院で診ている中でどうしても「気になる」ことがあり、正風病院のセカンドオピニオン外来(自費診療)をされている副院長の堀部医師に診察をお願いする事になりました。

ヒザの名医の診断結果は?

診察当日は私たちも立ち会わせて頂いたのですが、あらゆる精密検査が終わって堀部医師からは思いもよらない結果をお聞きする事になりました。
それは、実は関節内で「欠けている骨」が発見され、その欠けた骨が関節内で浮遊していたのです!
今はちょうど良い位置で収まっているためかその痛みはないのですが、過去には突然ヒザに激痛が走りしばらく動けなくなるという恐怖を何度か体験されていて、その原因が「これだったのか!」とS様もすごく納得して下さっていました。

手術に至るまで…

堀部医師のご所見では「この骨のカケラがまたいつイタズラをするか分からないので、手術で取ってしまった方が得策」との事でしたが、現状では以前のようなひどい痛みは無く、また手術となるとお仕事をされているS様にとっては入院で休まなければならないリスクもあるため、はじめは躊躇されていたのですが、当院の立川より身体の負担がとても少ない最新の内視鏡視下手術(健康保険を用いた手術)で「今回の手術は入院期間が短い」「手術後すぐに仕事復帰ができる」等のお話をしたところ、S様も手術を決意されました。
また、セカンドオピニオン外来時に、ヒザに痛みを発生させる「タナ障害」を堀部医師が見つけ指摘されていたのですが、その時はS様も痛みがなかった為、あまり気にはされていませんでした。ただ、最近になって階段の昇降時にタナ障害の症状が出始めたため、この旨の情報を手術の3日前に堀部医師に提供したところ今回は骨のカケラの切除と同時にタナの切除、そしてまた骨のカケラとなってしまう可能性のある骨棘の切除まで行っていただき、無事に手術が終了いたしました。

今までの病院では…

S様は、当院へ通院されるまでに行かれていた数々の病院で、診るお医者さんによっては「これは人工関節にしないとダメ」と言われたり「幹細胞の治療で良くなりますよ」と言われたりと、大掛かりな手術や高額な治療を薦められてきたそうなのですが、結果は「骨のカケラ」と「タナ」でした。しかも小さい穴を開けるだけのリスクの少ない手術で済んでいるのが現実です。
余談ですが過去に「人工関節」を薦められたということは「変形がひどい」と当時の医師に判断されたという事になりますが、今回の堀部医師のご所見では「変形はそこまでひどくない」…でした。本当に大手術のリスクを負ってまで「人工関節が必要」だったのか?とお聞きしていて怖くなりました。
また夢のような広告宣伝を行っている「幹細胞移植」も同じで、とても高額な費用を要するわりに「結果に納得できなかった」と、幹細胞移植を諦め当院へ来られている患者さんも少なくありません。

的確に診断して下さる名医中の名医

今回お世話になりました堀部医師は在阪球団のチームドクターや、基幹病院の部長、大学の教授なども経験されている超エキスパートで、あのベストドクターにも選ばれている名医中の名医です。

私たちは常日頃、「ヒザ」が痛い患者さんでも「ヒザ以外の要素」も考え「痛みを軽減させること」を探求しているため、ありがたい事にこの堀部先生から逆に患者さんをご紹介頂くこともあるのですが、私たちは【画像(MRIやCT等)+豊富な経験】でしか診断がつかないような「小さな骨の亀裂」や「関節の中にある小さな棘(トゲ)」、そして今回のような「骨のカケラ」まで徹底して見つけて下さる堀部先生と連携が取れていることが事が、何よりも患者さんを診ていく上で心強く感じております。

安心のセカンドオピニオン外来

今まで行く先々の病院で色々な診断名をつけられていたS様も今回の堀部医師の診断によって今までの謎が解け「すごいスッキリした!診てもらって良かった」と、とても喜ばれていました。
手術後の夜には堀部医師から術後の報告メールまで頂き、翌日にはS様からお電話を頂きました。
「術後の痛みもそんなに無く、午後からはもう歩行の練習が始まり、明後日には退院します」との事でした。結構な大きさの「タナ」が取れたようです。また正風病院のスタッフさん達にもとても良くして頂いたそうで、お元気な声で嬉しそうにお話して下さいました。
大好きな旅行、これで安心して海外も行けそうですね。
■「正風病院の膝関節セカンドオピニオン外来」のお話はコチラから
■「知床ウトロの患者さんの結果で確信を持った自費診療の重要性」のお話はコチラ

※当院は正風病院のセカンドオピニオンを紹介させて頂いておりますが、あくまでも当院でしっかりと事前のテストやヒアリングを行ったうえで、セカンドオピニオンが必要であると判断した場合のみ紹介させて頂いています。紹介させて頂いた際は極力カウンセリングにも同伴させて頂いています。

最後に今回の様に医師とトレーナーと言う敷居を越えて一人の患者さんの為に「自費療法」で徹底的に知恵を絞り患者さんに喜んでいただけた事に感動し、これこそが自費療法でによって出来た最良の結果だと確信いたしました。

本日のブログは整復師の山口夏生がお届けしました。

この記事をシェアする

facebook

Twitter

LINE

カテゴリー
アーカイブ

タグ