以前、藤田一也選手の自主トレについてのリポートを公開させていただきましたが、思い起こせば私が伏見桃山(模擬天守)城に行くのは48年ぶり。「キャッスルランド」という大勢の子供たちでにぎわう遊園地内にある立派な城は、当時、子どもだった私にも強い印象が残りました。
しかし、今は時代の流れと共に遊園地の跡形もなく、ついには模擬天守も耐震強度の問題で入館できなくなってしまいました。選手たちが熱のこもった自主トレをする球場の真横で、静かに見守っているその様は寂しささえ感じます。一方、藤田選手をはじめ他の選手たちの練習はますます気合が入ってきました。
タカラジェンヌと藤田一也選手
話しは変わりますが、以前、とても感動した、宝塚歌劇団で大活躍した方を紹介させて頂きました。その女性の実家が今回の自主トレ地の近くであることを、向かう道中に思い出しました。
藤田選手とその女性、二人には共通点があります。
藤田選手は人格者でも知られていますが、彼女もまた素晴らしい方。
とかく有名人になると何かにおいて美化されがちで、実際、ファンもTVだけの印象で判断されることが多いと思います。
ところが、後々の報道やスクープでがっかりさせられる事もありますよね。私も各界で活躍する著名な方とお会いさせて頂くなかで、意外な素顔を知ることもあります。そんななか、この二人に関してはその期待を裏切る事がありません。スーパー人格者といっても全く過言ではありません。
まず、品行方正。プラスして誠実さというか、思いやりがあるというか、お二人とも業界のトップレベルで活躍されているのにおごりの欠片も感じさせません。
私自身、芸能界やプロの競技界で活躍される方の身体を、これまで何度もみてるため、彼らの人格にふれることもしばしばあります。さすがトップ界で活躍なさる方たちなので、感心させられることも多いのですが、それでもお二人は群を抜いています!「ただただ、素晴らしい人格者」つねに謙虚と感謝の念を持っておられる、そんな方々です。
素直な気持ちで取り組む姿勢
スポーツ選手と芸能界と、全く異なる分野で活躍されているお二人なのですが、共に並々ならぬ試練を乗り越え現在に至っていることを、私は間近でみてきました。
以前のブログで紹介させてもらっていますが、歌劇団員としては致命的ともいえるハンディを見事克服されて、ファンの誰もが知る劇団員に!そして今年からは多くの方々に期待されて芸能界入りを果たされました、今後の更なるご活躍を拝見できるでしょう。
「目立たぬようにはしゃがぬように」
そんな藤田選手は陰徳の実践者そのもの
また、藤田選手は野球の技術やケガの克服とは異なる、並大抵の人であれば崩れてしまう大きな苦難を乗り越えられました。そして40歳を迎えようとしている今、新天地で「枯葉の美木」の如くカムバックをなされようとしています。
ここで少し、学生時代からの藤田選手を知っている身として、エピソードを紹介。
先にお話ししたように、私はプロ競技選手を多く診ています。時には、各フォームやトレーニング指導も行っていますが、それらはすべて単純な技術指導ではなく「生体力学理論」に基づいた根拠のある内容です。
このように動かせば、このタイミングでこうすれば、負荷もかからずケガを少なくして最大限の力を発揮できる。そんな理論に基く指導です。
中にはいるんです。「先生、野球経験もないのに、本当に合ってますか」と、アドバイスを聞いてくれない人も(笑)。
前置きが長くなりましたが、藤田選手は、学生時代から私のトレーニングや、生体力学理論に基くバッティングフォームのアドバイスを素直にきき入れ、実践してくれていたのです。
とても真っすぐに取り入れてくれるのです。プロ入りし20年経った今も、その姿勢は変わりません。
元宝塚歌劇団の彼女もまた、素直に聞き入れてくれました。ハンディを乗り越えるためにセルフケアを実践して、克服したエピソードもあります。苦難を乗り越えるための努力を惜しまなかったお二人は、ファンの方々に対してもとても優しくて、気遣いも最高です!このことは私が語るよりも全国にいらっしゃるファンの皆さんがきっとお詳しいかと思います。
まだまだある!?藤田選手とタカラジェンヌの共通点
お二人の共通点はまだあります。
ともに私がプレゼントしたMAFという「特別食」を継続して愛用し喜んで頂いている事です。
今回、自主トレの視察にあたり、40歳の節目に新天地でカムバックを目指す藤田選手にと、東京のサイエンスクリニックの乾利夫医師のご厚意でMAFもご提供いただきました。今回はこの「特別食」について説明させていただきます。
スポーツ選手の危機を救った特別食とは
このMAFを知ったのは、私自身が多発性骨髄腫の前癌状態となったことがきっかけでした。
現代医学でも難治性の癌の一つとされているこの深刻な病気の進行をどの様にして抑えるのか?そして何としてでも完治させるのがテーマでした。薬品に頼るのではなく身体が元気な状態のうちに、体内に備わった免疫力をいかに活性させて癌をコントロールさせるか。その方法が無いかを必死に模索していました。
そんななかで試してみたものの一つがMAFでした。
病気の克服もさることながら数々の身体の変化が??
使用していると、とにかく爪や髪の毛が伸びるのが、早くなったことに気付いたのです。さらには徐々に白髪も無くなってしまい、肌つやも変わってきたのです。
そしていつの間にか難治性癌の腫瘍マーカー(Iggなど)の値も平常値に戻り、今既に5年も経過しているのです。
私だけでなく、当院に通院している90歳のおばあちゃんも摂り入れていましたが、真っ白な髪の毛が7割ほど黒髪に再生しました。これを目の当たりにしたときは驚きと同時に、この驚異的な代謝は癌以外にもケガなどのトラブルに使えるのでは?と思ったのです。
こうしてMAFを開発された東京のサイエンスクリニックの乾先生に相談して、MAFを用いたケガに対する共同研究を行うようになったのです。
さらには、ちょうどその頃にベテランの幕内力士が肩関節内にある大きな靱帯の完全断裂で手術が必須となる事態が発生。引退覚悟の手術になるため、その力士は手術を断念しケガの回復に努めていました。
また、もう一人の力士は膝関節の脱臼と共に足首を支配する神経を断裂してしまい、手術を行うも相撲の復帰どころか普通の日常生活も困難の状態に…
二人だけではありません。三人目の有望力士は半月板損傷と前十字靭帯断裂で手術!
この3力士たちの絶望を救ったのは、執刀やご高診を頂いた整形外科医先生。そしてその先生の理解を得て、東京のサイエンスクリニックの乾先生と連携しながらのリハビリに導入した、食事療法であるMAFの存在でした。
結局は手術を回避した関取も、日常生活も危ぶまれた力士さえも、奇跡的な回復を果たしました。手術を受けた力士も異例の早期回復を果たして土俵に復帰。これらの結果が確信となり、以降、トップアスリートなどケガをしたスポーツ選手にも、プロティンやアミノ酸と同じように積極的にMAFを摂取してもらいながら施術を行うと、抜群の結果が出たのです。
マクロファージ活性因子が身体の抵抗力を刺激して修復作用に
ではこのMAFとは何なのか?実は薬でもサプリメントでもなく健康食品のカテゴリーなので、私たちは「特別食」と呼称しています。母牛出産後早い段階で搾乳された生乳やチーズを細分精製したものがMAFです。化学物質などを加えた物ではありません。
しかし、精製技術が特許そのもので、特に加齢や疲労と共に眠っているマクロファージという身体に備わった抵抗力を活性させる因子がある事を発見されてからは、癌などへのアプローチとしてマクロファージ活性因子を活用した食事療法が国内外で研究されています。
当院ではMAFによって多くの患者さんで早期回復やレベルの高いケガに結果を出してきました。そのため自信を持っておりましたが、最近の医学の研究でもこの事が証明されつつあり、より自信を深めています。
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2021_04_23_01.html
ケガで「特別食」として使用、その誰もが風邪もインフルエンザにも掛からなくなった?
この特別食を採用してからケガの回復速度が速くなると共に、使用している誰もが、風邪や季節性インフルエンザをひかなくなったことに気付きました。
また、長年、難治性のヘルペスウィルスで苦労していた患者さんも「特別食」を試し始めてから全くヘルペスに悩まされなくなったというのです。
ちょうど中国でコロナが流行し始めた頃に「コロナ」にも有効なのでは?と考え、私は開発者の乾先生他お医者様が集まっていた会合で、その事態を報告しました。その話を信じて下さった乾先生が即座に欧米に研究要請を行い、コロナに対する有効性を検証する研究に入って下さったのです。
すると欧米でもコロナに「特別食」の有効性が認められ、今現在も研究が継続され、一部の国では有効な療法として採用されているほど注目されています。
疲労しらず?驚異の回復力
私が藤田選手に「特別食」を推奨した理由は、ケガの予防と感染から身を守るためでした。特に超ベテランの領域に入った身体の回復力は鈍化しているはずで、その疲労の蓄積はケガの原因となると考えたからです。
実際、藤田選手に特別食の感想を聞いたところ「感動している」「驚いている」という言葉が。。
通常のこの時期は、筋肉痛や疲労が出てきたり、身体に不具合が生じてくるのですが、その様なことが全くないというのです。
毎日の自主トレメニューを順調にこなせることはもちろん、ハードメニュー後の身体回復力が今までとまったく違う。翌朝に疲れが残らない、朝起きた時に直ぐわかりますよ!と教えてくれました。
これらのことは、先述したタカラジェンヌにも共通しています。
疲労がピークを迎える彼女の引退公演時に、私は特別食を奨め試して頂
きました。どうか最後までとびっきりの笑顔で舞台を務めてほしいと、私も強く願っていたからです。結果、身体の回復力を実感していただき、心配された感染もなく(デルタ株が猛威をふるっている最中でした)、最高のステージとなりました。
特別食のパワーをまた知ることになったできごとでした。
この様に第一線で活躍され緊張感の連続で心身の共に疲労も計り知れない中で「特別食」を愛用して下さっている事は、患者さんへの希望のメッセージとなり、私たちの勇気のもとにもなります。
この素晴らしいお二人のこれからの更なる活躍を心からお祈り申し上げます。
※当院の施術および撮影時はCOVID-19のPCR検査・抗原検査・抗体検査のいずれかを受けたうえで対応しています。