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ブログ2018.12.18

ハードな日々を救った機長のアナウンス

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ハードな日々を救った機長のアナウンス

今から15年ほど前。
私は治療院を経営しながらプロ野球選手・プロレスラー・力士とのトレーナー契約、更にはTV・メディアにも多く出演させていただいていまいた。
とても多忙で、大変苦しい思いをしていた時期です。

酷い時には9時30分から20時まで院で勤務、その後、院のあった生駒からタクシーで新大阪へ直行し、最終の新幹線で東京の品川プリンスホテルへ!
午前0時過ぎから、G球団7番の選手などの施術を開始して終わるのが深夜の2時過ぎ、その後片づけをしてお風呂に入り就寝するのが3時過ぎ。
2時間程の睡眠で、5時には起床、品川始発の6時頃の新幹線に乗って又、生駒へ戻るのです。一般患者さんをお待たせするわけにはいかないので。

9時15分頃に着くのですが、9時半から20時まで勤務。
そんな生活が2週間以上続いたり、昼食以外はすべて新幹線の弁当で済ませると言うなかなか超ハードな生活だったのです。
今でも考えられませんが。。

さらに拍車をかけたのが当時、私が開発した「すこぶるウォーカー」がTV通販などで、おかげさまで記録的大ヒット。その関連のTV撮影や製品製造の打ち合わせなどが、合間合間に加わり、1年363日の勤務状態の生活を送っていました。

仕事が追い付かずにいつも新幹線や飛行機にイライラ・ドキドキで飛び乗っていました。
そんな時にANA伊丹発仙台行きの最終便に搭乗したさいに飛行機が搭乗口から滑走路に移動をしている最中にいつもと違う飛行機のアナウンスが始まりました。とにかく懇切丁寧なアナウンスで正直に言うと「ここまでやるか?」と戸惑いも感じるほどでした。

ところが私はこのアナウンスを静かに聞いていてまぶたから雫がこぼれている事に気づきました。

私の信念は「喜んでいただける」を指針にして施術での結果、すこぶるウォーカーを履いていただいて「喜んでいただく」ことを追い求めて来ました。しかし、当時のTV通販会社でのシューズの販売には極端な利益至上主義がり安易なコストダウンを推進するエージェントとのし烈な戦いを行っていた時期でもありました。
だからでしょうか、このアナウンスを聞いたときに搭乗者に対する「思いやり」「喜んでいただきたい」と言う機長のアナウンスが胸に残ったのです。
同乗していた(当時中学生だった)私の娘も感動するくらいの名アナウンスでした。
当時は、その機長の名を知ることなく仙台空港に到着したのを覚えています。

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