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ブログ2018.12.08

運動会の綱引き後の筋肉痛と思っていたところ…不幸中の幸いな出来事が!
偶然のMRI撮影が危機を救済!

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運動会の綱引き後の筋肉痛と思っていたところ…不幸中の幸いな出来事が! 偶然のMRI撮影が危機を救済!

今回は少々長めのブログを。。

当院患者様の傾向として病院や治療院で結果が出なかった方が多い、という事が言えます。思えば、これは生駒市で開院している頃からそうなんですね。
もちろん当院が初めてと言う方もいらっしゃいますよ。

病院やクリニックを受診されていた方が当院にお越しになる場合は負傷病名が特定されながら、なかなか改善されない、また原因が特定できない、不明という事があります。

これら患者様には、特に既往歴や負傷状態を時間をかけてヒアリングを行いますが、患者様の話を精査したうえで一旦、患者様や私たちの先入観を「0」にしたうえで、専門医と連携をして施術に当たることがあります。

特にMRIの検査は非常に重要で過去のMRI検査でも発見できなかった障害の原因が発見されることがよくあり、時には難病や生命に直結する位の病気や障害も発見されることもあります。
幸いにも全ての患者様が早期発見で今もなお普通の生活を送られていますが、全てに疑いを以て洞察を行いながらヒアリングすることで各科の専門医への紹介を適切に行うことができるのと、紹介先の医師の技量が大変すばらしいことから当院の患者様が救済されているのだと思います。もちろん当院の分野であれば全力で解決に努めていますよ!

ところで先月、運動会の綱引き後から腕の痛みで受診された患者様が来院されました。

筋肉痛と極似の状態でしたが、よく観察していると首の神経が引っ張られる、「頸椎引き抜き症候群」を疑いました。
通常であれば整形外科の脊椎専門医を紹介するのですが、今回はなぜか、神経の専門家である脳神経外科医を半ば強制的に紹介させて頂きました。

これは過去に、柔道の国際大会でも優勝している素晴らしい選手との経験が脳裏にあったからだと思います。
この柔道選手は、当院とは関係のない整形外科で頸椎のヘルニアが原因だとする左手のシビレを訴えて、経過観察しているうちに症状が悪化、脳神経外科を受診されたところ脳腫瘍判明したのです。

さて先程の綱引き後からの、患者様。
脳神経外科で頸椎に対するMRIの検査を行ったところ、頸椎に引き抜き症候群の症状を確認。同時に、頭に極わずかな異変が見つかりました。

実はこの患者様は別の脳神経外科でも頭部のMRI撮影をされていました。
その時は全く異常がないと診断されていたのですが、ここの紹介した先のMRIは関西屈指の高機能で、しかも院長先生もかなりの眼力の持ち主で、これまでも紹介した患者様の中で数名の患者様が近医では見落とされていた難病や重病を偶然発見されるなど名医としか言いようがない先生です。

結局、この患者様は西日本屈指の癌専門病院を紹介され精密検査を行ったところ進行性が速く、そのうえ症状が出にくい悪質な腫瘍であることが判明しました。
恐らく今回のMRI撮影が無ければ生命さえ脅かす事態になっていたのではと患者様から報告があり心から感謝のお言葉も頂きました。

直接、生命に直結しないと思われがちな当院でも実は患者様の将来を左右する大きな分岐点の中心に出くわすこともあり、、神経を研ぎ澄ましながら施術に当たっていますが、適切な診断をいただける各科の専門医の先生の協力にも大変感謝しております。

最後に私事で恐縮なのですが… 各方面から私の施術の感性についての評価をいただき、全国規模で患者様の施術に取り組んでいますが、その感性と共に医学的な所見をいただけるMRI検査を受けていただく事でその私の感性を存分に発揮できることが多く、何よりも他の病院で発見できなかったトラブルもかなり見つけ出している実績があります。

今回の様に半ば強制的にMRI検査を受けて頂き、功を奏した患者さ様もたくさんおられ、検査をしても特段、何もないい場合もあります。

私も決して安いとは言えないMRI検査の上に、患者様には貴重な時間を費やしていただく事が心苦しくも思いますが、今回のようなケースもあり、逆に言えば何もなかったと言う患者様への安心も提供できますのでご理解をいただければ幸いに存じます。

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