実は、わたしどもトータルヘルスケアでは、
「すこぶるウォーカー」と言うシューズ付インソールの開発を行っています。
世界トップクラスのシューズメーカー、ニューバランスの医科向けシューズにも関わっているのです。
その関係で、新製品が開発された場合は、必ず私達が使用して最終チェックを行います。
チェックといっても、室内やそこらで歩いて終わり、ではありません。
本格的なウォーキング大会で履いて、歩いて、試すんです。
今月の23日には無法松ウォーキング大会の40kmコースにエントリー。
来月には滋賀県で行われる100kmウォーク大会にもエントリーしています。
しかし予期せぬアクシデントが続き、なかなか練習を行うことが出来ず…
不安だけが積もる日々を送っています。
シューズ開発の責任者である私…。責任重大なのに練習できず、刻々と日にちだけは迫ってくる…プレッシャーです…。
大会の結果はどうなるでしょうか?
そうそう。
先週お話しした大相撲力士の経過報告です!
本日、手術風景をライブ(モニター)で見させて頂くことが出来ました。
難度が高い手術だけに、病院側も手術は特別態勢のメンバーで構成。
スタッフが懸命に対応してくださり、無事手術は成功しました!
当院の患者様に、先生方が手厚い体制で手術をしてくださった事に感謝・感激・感動です!
私もその力士も、報恩感謝を持って、次なるステージのリハビリとトレーニングに努める覚悟を決めました。
本当に、執刀医の先生と、手術に協力を頂いた先生には厚く御礼申し上げます。
更に!
大変うれしい連絡が入りました。
また、別の力士の話です。当院は、本当に相撲部屋並みに力士の出入りが多いんですよ。
彼は、膝の脱臼の勢いで足の神経を完全断裂して日常生活の復帰も苦しいと宣言されていたのですが2年はぶりに復帰して勝ち星を挙げたのです。
当初、こちらに来られた時には全く歩行がままならない状態で堺市にある病院に膝の名医中の名医がいらっしゃりそのスパードクターの判断を基本として、住之江区にある神経内科の超エキスパートにヒントを頂き守口市にある再生医療のパイオニアの先生の協力を頂きました。
その上で篠原茂清トレーナーのトレーニングメニューをこなして、奈良義肢と言うかなりの匠の技を持つ職人さんに装具を作成して頂いてジャンルを超えメンバーで神経の完全断裂からの復帰を誓い2年半の壮絶なリハビリをこなされてきたのです。
復活には部屋の親方衆は泣き、同様のケガで引退を余儀なくされた他の部屋の親方までもが集まって下さり、皆で花束を渡されたそうです(本人いわくはこれで引退しなければならないの?と勘違いするほど)
私はいつもそうなのですが、オリンピック選手やプロ野球選手が来るときにはケアで来られる事が全くありません。困りに困って、しかも土壇場の状態になって来られる事が多く、とにかく難しくて初めて目にする状態も多々あります。
しかし、大変ありがたいのは私の考えが合っているかの裏付けをして頂ける各科各専門医の先生がいらっしゃることでコンセンサスを取りながら施術を行う事で初めての難しい状態でもこれまで解決することが出来てきたのだと思います。
その中でも今回の力士の復活は大変な難度でしたが、何よりも力士本人が復帰への闘志を燃やし続けてきた事と親方女将さんが長期にわたって力士の面倒とフォローをされた来たことが今回の軌跡を呼ぶことが出来たのだと確信しています。