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ブログ2025.04.06

50年以上の歴史‼️もうひとつの名店

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50年以上の歴史‼️もうひとつの名店のアイキャッチ画像

前々回のブログで、佐世保ちゃんぽん「香蘭」を紹介させて頂きましたが、このすぐ近くに「リベラ」という今年で創業54年の老舗喫茶店があります。このお店を知ったのはここ数年の話なのですが、ちゃんぽんを食べ終えて外を歩いていると、このお店が掲げていた「佐世保バーガー」の看板がやけに気になり入店したのがきっかけでした。

香ばしいなんとも言えないニオイが…

このお店に入った時、やけに香ばしいニオイがしたためコーヒーのメニューを見てみると「コナコーヒー」がありました。「コナコーヒー」は、昔 専属契約をしていた選手がいた巨人軍の優勝旅行の関係でハワイのコナに行った際に飲んだ“苦いコーヒー”というイメージがあり「眠気覚ましに飲んでみようか?」くらいの気持ちで注文しました。

最近まで「コーヒーの味は…???」だったのですが

話は変わりますが、実は私はほんの2~3年前まで「コーヒーの味」など語るレベルにもなく、むしろ当時の健康理論の実践で10年以上もコーヒーなど緑茶以外のカフェイン類の飲み物を全く口にすることがないほどコーヒーとは縁がなかったのです。
ところが近年はコーヒーが健康に良い説も出ているため、1日1~2回はコーヒーを飲むようになったのですが、ある時 旅先の函館空港で記念大特価(1杯5000円位するものが800円)のジャコウネココーヒーを口にすることがあり、このなんとも言えない甘さと風味に魅了されてしまい、それからはコーヒーのトリコになってしまったのです。しかしその後、京都や大阪などで名店と言われる珈琲店に行っても今ひとつ納得できず、函館のジャコウネココーヒーに勝る味に出会うことが出来ませんでした。そしてもう一度ジャコウネココーヒーを求めてわざわざ函館空港に行くも、既にそのお店ではジャコウネココーヒーのメニューが無くなり、私は途方に暮れていたのです。

コナコーヒーとは思えない味わい

そしてやっと出会えたのが「リベラ」のコナコーヒーだったのです。前述しているように私は「眠気覚ましのコナコーヒー」のイメージ(昔飲んだコナコーヒーは味的には私に合うものではありませんでしたが)だったのですが、注文することにいたしました。
しかし!このリベラのコナコーヒーは私のイメージしていたものとは全く違い、イタリアンテイストのコーヒー独特の香ばしさに適度な苦味と甘さ、そして口にしてからの風味と飲み終わったあとの焙煎の余韻が、これまで口にしたことがない(あの時のジャコウネコにこそ僅かながら劣るものの)そのリーズナブルな価格と照らし合わしてみると、かなりのレベルのコーヒーだったのです。

佐世保バーガー

このお店の佐世保バーガーもまたまた逸品で、レベルの高い和牛を使い野菜も鮮度が良い素材。そしてソースの甘みと肉汁がバンズに溶け込み、このバランスが良すぎて衝撃的な味わいでした。

オールランドでこだわりのあるメニュー

カレー、サンドウィッチ、デザート…とハズレがとても少なく、佐世保のもう一つの名物「レモンステーキ」も高級和牛とステーキソースの相性が抜群で、コクがあるのにもたつかず、むしろあっさりしている味わいが癖になります。

苦労人の経営者のママさんのこだわりと思いやりが味に出ている素晴らしいお店です。

有田焼の器やカップが特徴のお店

店内にはママさんこだわりの有田焼(肥前唐子)の食器が所狭しと敷き詰められているのですが、その有田焼の陶器で飲食するとまた一味違った良さが味わえます。
女手一つで幼子を育てながらこの喫茶店を経営されてきた苦労人のママさん。このママさんは地元の方々からも愛される素敵な人柄で、有田焼を好むママさんを知ってたくさんのお客さんからプレゼントされることもあるそうです。

ライオネス飛鳥さんも絶賛

飛鳥さんと一緒に佐世保を訪れたのは先月初旬の話なのですが、朝から「香蘭」でちゃんぽんを食べ、その後に私の話を聞いた飛鳥さんから直ぐさま「リベラに連れてって下さい!」と懇願されたのでした。私は定番のコナコーヒー(皆がおかわり)と佐世保バーガーを頼みましたが、リベラで3時間も昔話が弾み、気が付くとレモンステーキ、デザート、お持ち帰りのコーヒーなど次々と注文していました。

東京からの日帰り弾丸の飛鳥さん

結局、この日 飛鳥さんは朝の10時30分に佐世保に着いて「香蘭」と「リベラ」で食事をされ、15時に佐世保駅を離れて長崎空港から帰路に就かれるという弾丸スケジュールでありました‼️飛鳥さんからは「1日でこれだけの美味しい思いができて幸せ♥️」と喜びのコメントを頂きましたが、早速「立川先生の食通は確かなので、今度もどこか案内して欲しい」とリクエストをされ、今度は11月に新潟の魚沼と南魚沼の名店に行くことを約束して長崎空港でバイバイしたのです。
後日、飛鳥さんにリベラのコーヒーの事を聞いてみると「他のコーヒーと飲み比べると“リベラ”の価値がよく分かる」と大絶賛されていました。そしてお土産で持って帰ったコナコーヒーを今も愛飲されているそうです。

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