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ブログ2022.01.18

極寒の中での藤田一也選手の自主トレ

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極寒の中での藤田一也選手の自主トレのアイキャッチ画像

昨日、藤田一也選手など楽天球団の選手を中心に自主トレをされているグランドへ訪問させて頂いたのですが、そこは沖縄や九州などの比較的暖かい地域ではなく、京都の伏見桃山城横の小高い山の上という…
とてもとても寒い球場でした。

寒い中でも熱い自主トレが…

京都という地域そのものが冬の底冷えで有名なのですが、自主トレを行っている球場が山の上なのでさらに寒さが増している場所での熱い自主トレ!!
もう藤田選手も今年で40歳の節目となる中で、どの様な動きをしているのかが、楽しみ半分・不安半分で観させていただきました。

昔は開幕を標準に?今はキャンプインを標準に?行われる自主トレ!

まず驚いたのが「昔と今では自主トレの目的が全く違う」という事でした。
過去に徳島での亀山努選手(元阪神タイガース)や沖縄での二岡智宏選手(元読売ジャイアンツ)の自主トレにも帯同させていただいた事があるのですが、その時代は「暖かい地で身体を慣らし、開幕を想定してキャンプに入り、そこからペースを上げて行く」という感がありました。
しかし、昨今の自主トレはキャンプインの段階で即実戦(極端に言えばすぐに練習試合)ができる様に身体を作り上げていて、そうしなければ「1軍での活躍が保証されない」とも言われています。

野村克也さんのID野球で自主トレの意義まで変わった?

近年の野球は個々の身体能力と技術が向上し、選手間でのレベル格差が縮小したことと、いわゆる野村克也さんのID野球の考案で「考える野球をやらなければ勝てない」という概念が定着したことから、キャンプでは実戦形式の練習が主流となっています。必然的に自主トレ期間ではで体力upと技術を向上させたうえで、実践感覚も身に着けておかなければキャンプで出遅れるという厳しい環境になっているのだと思います。

今のプロ野球界の環境ではアラフォーの藤田選手には厳しいのか?

それにしても「シャープな守備」が売りである藤田選手がアラフォーとなってどこまでの練習をこなしているのか?通用するのか?その調整法は?色々と心配しながら見守りましたが
なんと藤田選手は、若手の選手と全く一緒のメニューを難なくこなし、それも立て続けに5時間にもわたる練習をされていたのです!むしろキャンプよりも少数で行うため、必然的に間で休む時間も少なくなるので練習量も練習密度もハードとなるのに、もう若手ではない藤田選手がそのメニューを消化しているという光景に正直驚きました。

DeNAでのカムバックは練習量と回復させるための特別食にあり?

身体の状態を聞いてみても「例年よりも体調がとても良い」とのことで、安心しました。
どうも昨シーズンOFFから当院が勧めていた特別食が効果的で「疲れ方も回復力もこれまでと違うんです!」と言われていました。これについては後日、詳しく説明させていただきます。
いずれにしても若手選手と全く同じ練習量をこなしていても、例年よりも良いコンディションで充実したシーズンを迎えられることと思います。

(学生の野球部がするイメージのある土を整備するトンボ↑。プロ野球選手がしていると何となく感動)

豊臣秀吉が築城した城だと思いつつ伏見桃山城は遊園地にあった模擬天守?

余談ですが…私は冒頭で「伏見桃山城」と説明していますが、この城は以前この場所にあった「伏見桃山キャッスルランド」という遊園地の開園に伴う模擬天守で、豊臣秀吉時代の本当の城跡は同じ丘にある桃山陵墓地(明治天皇のお墓)にあったそうです。

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