藤田選手から届いたバット

先日、藤田選手から電話でセルフケアの相談を受けました。
彼とは近畿大学の野球部時代に榎本保監督の紹介で付き合いが始まりましたが
彼の大学時代からプロに入るまでの間、なかなか経験できないような 互いの記憶に残り続ける一昔前のドラマの様なエピソードもあります。

昔も今も実直でとても思いやりのある選手で、接する子供たちにも本当に丁寧に対応しているのがとても印象的な選手なのに…
そんな真面目な彼にケガの克服などというレベルではない壮絶な天が与えられた試練が訪れました。
どうして天はこれだけの人格者に試練を与えるのか？と私もとても複雑な思いになりながらも、その後の動向を見守っていたのですが、
彼はその苦悩を限られた人にしか打ち明けず黙々と戦い続けていたた姿を見て、私は彼を真の「男の中の男」だと感銘いたしました。
年令も私より十年以上も離れているのにその男気と忍耐力は尊敬するほど素晴らしすぎる方です。

今回はインソールの相談で比較的簡単な対応だったのですが、彼はわざわざ律儀にサイン付きのグッズを私と技術（インソール・スパイク）職人が後援するソフトボールチーム宛に送ってくださいました。

もう年齢的にもいぶし銀の域に達している藤田選手ですが、彼の球界屈指の人格者としてのプレーを観て頂き応援していただければ幸いでございます。

※因みに並んでの撮影は画像はCOVID-19が本格拡大する以前の画像です。