週末に悲しい訃報を受けることになりました。
私の人生の基礎となった中学時代の恩師である西村光夫先生(中学校の校長先生)が
享年91でお亡くなりになりました。
私は現役時代にレスリングで頑張れたのも現在のトレーナーとして精力的に活動できているのも、
全ては今までお世話になった先生達の想いに応えるためで「喜んでもらいたい」の一心で頑張ってくる事ができました。
西村先生も私の大恩師の一人で中学3年生からの一年間だけでありましたが、
激励を頂きながら心に刻まれるお言葉を多く頂けたことにとても感謝しています。
今まで、私も紆余曲折する苦難の時期もありましたが「結果を出すまでは先生には会わない」
「先生にお会いできるように頑張るんだ」と自分に言い聞かせて活動し、そして今の私があります。
中学校を卒業して20年を経過した頃、やっと自分も自信をもって西村先生とお会いできるまでになりました。その時に先生の座右の銘である「人事尽くして天命を待つ」との金言を頂きました。私の子供を連れて行った時も心に響くお言葉を頂き、当時高校生だった子供が感動して泣くほどの内容であったことを
今でも鮮明に覚えています。
身体が不自由だった先生が叙勲を受賞された際にも授与式に参加できなかったとの理由で私とその叙勲の証と一緒に記念撮影しようとわざわざ呼んで下さいました。
私が担当している大相撲の関取にお願いして幾度か慰問した際に、西村先生がとても喜んで下さったのが
私にとっても本当に幸せなことでした。
どうか西村光夫先生、安らかにお眠りください。
そして天国でも素晴らしい先生としてご指導をし続けてください。
今の私があるのは西村先生のおかげです。
本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。